家賃支払いに対応している物件もあり

公共料金以外で、家計の中で一番大きな固定費といえば家賃です。クレジットカードを持っていてあまり利用しないという方でも、家賃は毎月必然的に必要なので、その決済をクレジットカードで済ませば、払い忘れなどもないうえにポイントも同時に貯められて、一石二鳥、三鳥というわけです。

では、はたして家賃をカード払いできるのかというと、まだまだクレジットカード決済に対応している所は少なく、利用できる賃貸は限られる上に決済対応しているカードも限られます。決して実用的とは言えないのですが、毎月数万円以上消費する家賃にカード決済が利用できればお得でしょう。
レオパレス21、積和不動産、大東建託といった一部の大規模管理会社の場合は例外的にカード決済を認めていますが、個人店もしくは系列の不動産管理会社では、ほとんど利用できるところはないのが現状です。

家賃をクレジットカード払いにするだけでどれほどの利点があるのでしょう。
まず、クレジットカードで家賃を決済することの利点と言えば、何と言ってもポイントがもらえることです。しかも賃貸料金は毎月の支出の中でも一番高い割合を占めることが多く、毎月6万円の家賃だとしても、年間にすると72万円という結構な金額になります。これが毎月10万円の家賃になると、年間120万円となり、ゴールドカード保持者並みの決済額となるのです。

誰もが利用したいと思うこの家賃のカード決済ですが、前にも述べたように、一部大手のグループ会社でしか利用できません。また、クレジットカード決済が可能な場合でも、限定されたカード(例えば家賃決済用提携カード)でしか決済できないなどの制約があることが難点だと言えます。賃貸を運営している大家にとっては、クレジットカード決済は、毎月の家賃が保証されるという大きな魅力があるのですが、クレジットカード決済による、手数料をカード会社に支払う必要がありますし、カード決済自体をすぐに取り入れることはなかなか難しいと言えます。

今後カード決済は様々なものに広がることが予想され、家賃決済においても可能性が広がることはあるでしょう。医療や公共料金の分野にまで手を伸ばしてきたクレジットカードですから、今後は国際ブランドのクレジットカードならどれでも決済OKになる可能性もあります。そうなると、今までクレジットカードを利用しなかった人達も、今後はクレジットカードを必然的に利用するようになっていくと思います。

クレジットカード納付可能な不動産会社

《アパマンショップ》
全国の対象物件を新規契約の方に限り、主要4ブランド(MasterCard・VISA・JCB・アメリカンエキスプレス)のカードで毎月の家賃の支払いが可能になります。検索項目に「家賃カード決裁可」というチェックボックスがありますので、絞込み検索が可能です。ただし数はほとんどありません。

《レオパレス21》
クレジットカードに引き落とし口座をお持ちの方はその口座から代金の支払いが行えます。(分割払いも可能)適用カード: JALカード・セゾンカード・バンクカード・日本国外発行カードを除くVISA・MASTER

《オリコ》
「住まいるパートナー」

もし可能なら、特定の不動産管理会社限定ですが、今住んでいる賃貸がクレジットカード決済に対応しているかどうか調べてみてください。もし対応していて、クレジットカード決済をしていないのなら、相当のクレジットカードで得られるポイントを損していることになります。年間100万円も決済すれば、数千円分のギフトカードなどと交換することが可能なのです。

もし転居を考えている場合、家賃は家計の中でもけっこうな金額の出費になるわけですから最初にクレジットカードでの支払いが可能かを聞き、カード払いに対応している不動産業者に当たるというのもひとつの手です。広いエリアでネットワークを持つ大手不動産なら、最近はカード払いに対応しているところが増えてきていますので、事前にインターネットなどで調べるのもおすすめです。

例えば航空系のJAL/ANAカードには提携する不動産業者がいくつもあります。その業者と契約するとカード決済の金額に応じたマイルのほかに提携マイルも加算され、二重にマイルを貯めることができます。ただし、業者により毎月の家賃ごとにマイルを付与してくれる場合と、初回契約時のみマイルを付与してくれる場合とがあるので注意が必要です。もらえるマイル数には上限が設定されていることが多いようです。家を選ぶ条件には、立地や間取りなど譲れない部分も多いでしょうから、無理をしない範囲で不動産業者を絞って選びましょう。